2020 af

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発作性心房細動に苦しんでいます。60歳になり、発作性心房細動、山、頭痛、RCVS、バラ・・・・などについて考えていきたいと思います。

原点回帰
2020/08/18

最初の発作性心房細動は、40代になったばかりの頃だと思います。20年前です。
すっかり、忘れていました。
2018年5月に2回めの発作が起きた時に思い出しました。
40代の頃は、救急病院で忙しく働いていました。大きな手術を無事に終え、ICUで患者の状態が落ち着いているのを確認し、自宅に帰りました。
餃子を食べ、ビールを飲み、大好きな焼酎【里の曙(37度)】をロックで飲みました。美味しくいただき、お風呂に入ると胸部不快感を感じました。

病院に戻り、脳神経外科病棟のナースに心電図をとってもらいました。ベテランのナースは怖がったので、若手のナースにとってもらいました。
心房細動でした。循環器の医師とは、血管撮影室で懇意にしていたので、循環器の当直医師に診てもらいました。
「ほっといていいですよ。」とのことでした。
そのまま就寝。翌朝、目が覚めても胸部不快感は持続していました。
いつものように病院に行き、ICUに入室しました。そこで、昨日の患者が悪くなっているように感じました、その瞬間、心房細動は止まりました。実際には、患者は順調な経過でした。

当時は、大変忙しく、当直を1週間に2-3日、手術、急患で大変な毎日でした。とても充実していたと思います。しかし、睡眠不足、解放された時の飲酒などあまりよい生活環境ではなかったと思います。
生活を改めようと思いました。運動不足やら暴飲暴食、ストレスなどで、当時の体重は、90-94㎏位、ウエスト92㎝位だったと思います。
ふと、新聞の広告に目が止まり、はじめての方でも大丈夫、九重登山ツアー(黒岳)とありました。これだ!と思いました。

これが、私と山登りの出会いです。山登りのきっかけは発作性心房細動だったのですね。すっかり忘れていました。
黒岳周回コースだったと思います。博多駅に午前8時に集合し、黒岳荘?登山口に午前10時頃に到着。ツアーは大型バス1台に40人程度でしょうか。御高齢の人が多かったように思います。
登山口から、黒岳へ。遅々として進まず、途中で胸が苦しいとか言い出す人もいました。予定では17時に下山し、温泉に浸かって博多には20時に戻ってくる予定でした。黒岳山頂に着いたのが遅かったの(16:30)で、17時に下山は無理だと私でもわかりました。
一行はバラバラとなり、オバサンたちはヘッドライトを取り出しました。私は先頭グループについていき、二人のガイドが遅いグループについたようです。私たちは、19時に男池登山口に戻ってきました。最終の人達は21時前に戻ってくるという状態でした。もちろん、温泉もなく、博多に着いたのも遅くなりました。以来、登山ツアーに参加したことはありません。

しかし、それから、九重山系の登山にはまりました。

ツアー登山、バスから長者原付近
2001.05.13. これが原点。
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