二百名山

2016年10月10日、二百名山を目指してみようと思い立ちました。
2014年に百名山の完登を終了し、これからは素敵な山に季節のいい時期に登ろうと思いました。百名山に登っていた頃は、どうしても数に追われて山を楽しめないこともあったからです。山を楽しみたい。
2015年には、夏には槍穂3000m級制覇、秋には西穂-ジャンダルム-奥穂-槍などの思い出深い山旅が行なえましたが、いくつかの山旅は中止しました。
素敵な山に季節のいい時期に登ろうとすると、どうしても長期の計画を立ててしまいます。天候などの影響を受けると手も足も出なくなってしまいます。
2016年9月の3連休では南アルプスを断念、10月の3連休は下の廊下を予定していましたが、3連休前半、特に中日の午前中は雨の予報で結局中止。
下の廊下に至っては、2015年は開通せず、2年続けての断念という結果です。
2016年10月9日連休中日、九州では天候も回復し、10月10日連休最終日の天気は秋晴れとなっていました。もう少し、山旅を楽しめないかと考え、近場なら天候によっても、もっと柔軟に対応できるのではないかと考えました。
近場の日本二百名山を登ってみよう。二百名山に登ると決めてしまうと、今度は数に縛られてしまいます。近場を歩いてみよう。二百名山は百名山と違い、西日本にも数は多いようです。
百名山の完登に際し、二百名山は既に14座登っています。
近場から始めよう。
結果は、表形式で機械的なイメージにして、一寸感想を加えることにします。写真も少なく、重くならないように。

colorgrade景観のグレード登山のグレード
redS非常に素晴らしい非常に素晴らしい
orangeA
yellowB
greenC
blueD可より劣る可より劣る
                

景観のグレードは、S、A、B、C、D、登山のグレードは、S、A、B、C、D。
Cが可です。Dは可より劣る。Bは良、Aは優、Sは優以上に素晴らしい。私の主観で、天候や心理・体調にも左右されます。

二百名山2016

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英彦山
2016/10/10

下の廊下の山旅予定が2016年も天候のために中止となり、落胆していました。
考えを少し変えて、近場の二百名山である英彦山へ登ることにしました。
二百名山を意識して登るのは今回が初めてです。
博多駅を午前6時10分に出発、彦山駅には8時45着。天気は晴れ。
バスに乗り込みました、皆が登山客のようです。
英彦山の別所駐車場には9時11分に到着しました。
別所駐車場で皆が降りるのかと思ったら、降りた人は数名でした。先にも登山口があるようです。
別所駐車場から登山口がわかりません。とりあえず前の人について歩きました。
山と渓谷社の二百名山(下)を参考に、別所登山口から時計回りに歩くつもりでしたが、登山口を間違えて結局、逆時計回りとなりました。結果的には正解だったと思います。
玉屋神社、鬼杉、南岳、中岳、北岳と回りました。そして、望雲台という標識が目に入り、寄ってみました。
素晴らしい。
英彦山周回は4時間半で終了。
とても楽しい山旅でした。季節を変えてまた登ってみたい山です。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2016/10/10日帰りJR、バス4時間30分BB

英彦山頂上、晴れ望雲台、鎖をしっかり握る
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武奈ヶ岳
2016/10/23

京都に用事があって、ついでに山に登りたいなあと思いました。(逆かなあ)
幾つか京都周囲で山登りの候補をあげ、武奈ケ岳に決めました。
登山口は比良駅です。比良駅には宿はありません。前泊を京都にしようと思い、ネットを開きましたが全くヒットしません。順番に北へ検索範囲を広げると近江高島駅というところに旅館がありました。
18時頃 宿に着きました。田舎のびわ湖畔の宿です。

朝、近江高島駅から比良駅までJRで移動、その後、バスで登山口まで移動します。
土曜日と休日にはバスが出るそうです。
登山道が幾つかあり、縦走路も多いようです。台風で通れない登山道もあるようです。道を間違えないようにしなければなりません。
天気は曇り。登山口までのバスは満席。
午前8:35 から登山開始です。カツラの落ち葉、甘い香り、いい感じです。
11:02登頂しました、琵琶湖が見えますね。頂上付近は紅葉していますが、天気が悪く良い景色とはいえません。
すぐに下山開始、13:10登山口に到着。ほぼ4時間半。

帰りのバスは15:25です。2時間以上有ります。 歩いて比良駅まで移動。登山口から比良駅までは、登山道よりずっと寂しく一人もすれ違いませんでした。笑えます。
比良駅には13:45到着。
平素の様々な問題を武奈ケ岳が一飲みにしてくれて気持ちよく終了。
歩き慣れた道もいいですが、知らない道もいいですね。地元だったら縦走も楽しめそうです。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2016/10/23日帰りJR、バス4時間30分CC

曇天で風も強く、景色は楽しめませんでした。最短ルートをとったため、登山のグレードもCとしました。
縦走が楽しめればグレードがあがり、もっと楽しめると思います。


武奈ヶ岳頂上、曇天近江高島駅 ガリバー
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大崩山
2016/10/30

2016年10月30日大崩山に登りました。前日の土曜日はお昼まで働き、午後から、列車で延岡まで移動しました。特急列車ですが、なんと4時間チョットかかりました。博多から新幹線なら名古屋位でしょうか。
全国各地の地方都市は辛いですねえ。
夕食は、地元の名物のチキン南蛮を食べようと思って、調べていたお店に行って、ドアを開くと、お二人の女性が迎えてくれて、食事をしたい旨を伝えると、お店はお昼は軽食/喫茶店で、夜は全く異なり、スナックに変わるとのことでした、残念。
ホテルに帰って、日ハムを応援しました(夜遅く優勝したようですが、その頃は眠っていました)。

朝4時、起床。5時に頼んでいたタクシーに乗りました。運転手さんはご高齢で、暗闇の中、慎重に運転していただきました。有難うございました。
予定より10分遅れて6時10分に登山口に到着。まだ暗いですね。
ヘッドライトをつけて、出発。九州最難関と言われている大崩山です。
大崩山荘を通り、直進しワク塚尾根コースへ。ワク塚分岐分岐で、河原におり、岩を飛び越え渡渉します。
河原で、朝日に浮かびあがる岩山の写真を撮りました。なんという岩山でしょう。
引き続き、袖ダキ展望所、下ワク塚と登りました。

朝日に浮かぶ岩山袖ダキから

中ワク塚へ行こうと思いました。登山客は少ないのですが、しつこく話しかけてくる人がいます。鬱陶しいので、強引にコースを変えました。中ワク塚はパスしてう回路へまわりました、勿体ない。
こんなこともあります。丁度、天気も曇ってきました。
それにしても、このコースはルートファインディングが難しい。
目印のテープを頼りにしていますがテープ自体が古くて数も少ないのです。踏み跡はあまりわかりません。 最初の1~2回は基本通り戻っていましたがすぐにやめました。引き戻したり、強引に突き進んで再び登山道にはいったりを繰り返しながら進みました。
山頂近くになると踏み跡ははっきりしてきました。
山頂では、パンを1つ食べ、水分を補給しました。山頂まで4時間のコースタイムでしたが、3時間半かかりました。

本当の難路はこれからです。坊主尾根コース、有名な象岩があります。
2016年10月10日に暇な時に二百名山登ろうと思いつき、始めた二百名山登山です。
大崩山、十分なリサーチなく飛び込みました。
地図は準備しました、念の為に古いのですがGPSも用意しました。
下山開始しました、こちらのコースは踏み跡がハッキリしています。マークを見る必要もあまりありません。
小積ダキ。目の前に象岩。
迫力あります。いいですね。

小積ダキから象岩象岩 迫力あります

景色は最高です、しかし、あの岩場のトラバースは危険です。このパターンのトラバースは、高妻山の帯岩で嫌な思い出があります。
大崩山の場合、スティールワイヤーが横に張ってあるのでまだ安心です。高妻山の帯岩は、考えられない暖簾状でした。 象岩を無事に超えました。

トラバースした象岩ワイヤー梯子とロープ

その後も、ロープとハシゴが続きます。そして、また続きます。
多くの山ではロープは気休め程度に使いますが、大崩山のロープは、そのロープに生命をかける場面が多々あります。
ハシゴもかなり厳しい。今回は下りにこのコースを利用しました。
ハシゴを後ろ向きで降りて、それから前向きになるので、前庭系に結構ストレスがかかります。
きついかもしれませんが登りに使ったほうがいいのかもしれません。
無事下山。最後に渡渉があり、大きな岩に飛び移ります。
紅葉は二週間前に終わったそうです。5月にはアケボノサクラが咲き素晴らしい景色だそうです。
九州にも素敵な山あるのですね、また登りたい山です。

真ん中の茶色の岩から、小さな岩へ飛び移りました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2016/10/30前泊JR、タクシー6時間45分AA

景観は素晴らしくAとしました。季節がぴったり紅葉にはまればもちろんSです。
登山コースは多岐に飛んでいます、登山のグレードはAとしました。
登山口に戻ってきたのは12時55分でした。登りはコースタイムより短かったのですが、下りはコースタイムより時間がかかってしまいました。慎重に下ったからでしょうか。
次回からは頂上はパスしてじっくりと景観を楽しみたいですね。


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雲仙岳
2016/11/06

2016/11/6 に雲仙岳に登りました。
諫早までJRで移動し、バスで雲仙まで移動。雲仙のバスターミナルから車道を歩き、ゴルフ場の横を仁田峠まで歩きました。
ロープウェイに並行して、妙見岳まであがり、国見岳、西の風穴、立岩の峰と周回し普賢岳に登頂しました。
すぐに下山。
4時間くらい。観光客は一杯。行かなければよかった。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2016/11/6日帰りJR、バス4時間00分CD

雲仙紅葉ウォークとや子供たちの遠足と重なり、あまり楽しめませんでした。

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二百名山2017

                

景観のグレードは、S、A、B、C、D、登山のグレードは、S、A、B、C、D。
Cが可です。Dは可より劣る。Bは良、Aは優、Sは優以上に素晴らしい。私の主観で、天候や心理・体調にも左右されます。

colorgrade景観のグレード登山のグレード
redS非常に素晴らしい非常に素晴らしい
orangeA
yellowB
greenC
blueD可より劣る可より劣る
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氷ノ山(ひょうのせん)
2017/06/10

梅雨に入り、山陰の二百名山に登りました。
当初は、蒜山と三瓶山を予定しましたが、体調は一向に戻らず、心も萎えたままでした。原因は例の頭痛により不安、鬱です。
週末の天気は曇りマークに傘マークです。雨の中、蒜山を6時間歩く力もなく、蒜山は却下。近畿と思っていた氷ノ山が、実は鳥取と兵庫の県境にあり鳥取側からも登れるそうです。氷ノ山と三瓶山に登ることにしました。
氷ノ山。特急スーパーいなば乗車で 岡山駅を発ち、郡家駅に到着。グンケ?、ではありません。[こうげ]と読むそうです。郡家からは、バスで若桜へ。ワカサクラ?、お相撲さんみたい?。[わかさ]と読むそうです。若桜から、町内バスで、高原の宿・氷太くんへ。宿は前日に予約しました。
氷ノ山、コオリノヤマと読みたいところですが、[ひょうのせん]。難しい。
氷太くんを午前5時30分出発。曇り。雨が降りそうな曇りではなく、晴れそうな曇り。昨夕、宿に入る前に登山口を確認していました。登山口を間違えると大変です。登山口を探すことが難しいことはよくあります。
左顔面の圧迫感は続いており、それに伴い不安感があり、恐る恐るゆっくりゆっくり登ります。流石に小学生の遠足コースに用いられ、1時間45分で頂上へ到着しました。
下山路は、中級者~上級者コースを選びました。宿で、道の状態を聞きました。問題ないそうです。
急坂で、岩場・鎖場がありました。雪渓も残っていました。時折、動物が動く音がしました。ツキノワグマ注意の看板もチラホラ。
思わず、持っていた笛を吹きます。
此方はとても素敵な山道でした。久しぶりに山を歩ける喜びを感じました。
しかし、左顔面の不安感は残っています。氷ノ山の標高は1510mの高さまで登り、気圧も下がり、悪影響を及ぼしのではなどと、いつものようにネガティブです。 下山後、若桜、群家、鳥取駅へ。鳥取駅で益田行に乗り換えました。痛みはないのですが、圧迫感・異和感、そして不安があります。右手を左胸にあて大丈夫と30分間、列車の中で安静にしていました。なんとなく改善。

今日は客は一人らしい
そういえば誰もいなかった。
天気は晴れ。
心は曇っていた。
年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2017/06/10日帰りJR、バス3時間45分CC

グレードは低くなりましたが、山の魅力や楽しさを思い出させてくれるゆったりした山旅でした。

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三瓶山
2017/06/11

天気予報は雨。そのまま帰ることも考えましたが、右手を左胸にあて大丈夫と30分間、列車の中で安静にして心はやや改善。三瓶山、田中陽気さんが、山への考え方を一つ、変えた場所でもあります。
なので、私も、陽気さんとは逆コースですが、男三瓶、女三瓶、孫三瓶、子三瓶を回って楽しみたい。

朝、5時30分登山口に立ちました。曇り、雨は今にも落ちそうな気配です。晴れていれば気持ち良さそうな牧草地を抜け、山道に入ります。ひたすら、登り。雨がポツリポツリ。小雨です。
静荷重、静移動。頂上へ到着。もちろん、誰もいません。雨は降ったりやんだりです。視界はありません。女三瓶もなにもかもみえません。アップダウンを繰り返し、女三瓶、孫三瓶、子三瓶を回りました。痛みはありません。最後の治療を受けてから、はじめてですが、左顔面の圧迫感や異和感を感じません。
健康というものは、こういううことなのか、なにも感じない幸せ。
登山道では誰ともすれ違いませんでした。
登山口の定の松バス停に着くと中等度の雨が降ってきました。

男三瓶山、ガス。
何も見えません。
晴れていればこんな?
年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2017/06/11日帰りJR、バス4時間00分BB

ガスって、雨で、なにも見えませんでしたが、心の中で、男三瓶、女三瓶、孫三瓶、子三瓶が見渡せる、山陰路を苦しんでいた田中陽気さんが三瓶山で復活し、私と一緒に歩いているかのような素敵な山旅でした。

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黒姫山、戸隠山、飯縄山
2017/07/18

2017年夏山始まりました。
梅雨後半 九州では水害が起きました。心よりお見舞い申し上げます。
天気予報、当たりません。
心身の状態は徐々に回復しています。
今回の山旅は、直前まで中止を考えました。予報が悪かったからです。
7月14日夕方にヤマテンが、16日までの予報を発表しました。
今回の山旅は、戸隠山、黒姫山、飯縄山の二百名山三座です。
ヤマテンのどこを確認すればいいのかわかりません。とりあえず白馬もみることにしました。お隣といえばお隣かなあ。16日午前中は良さそう。他社の予報は全くよくありません。

行って、そこで考えよう。
当初、登る順番は、16日黒姫山、17日戸隠山、18日飯縄山としました。
戸隠山は危険度が最も高く、余裕をもって中日に予定しました。
最短で登ることができる飯縄山を最終日、初日は黒姫山です。黒姫山は、コースタイムが最も長く、標高2053mで最も高くなります。
15日(土曜日)は、お昼まで仕事です。
仕事が終わり、JRで上田まで移動しました。(翌日、長野でマラソン?らしく、長野の宿がとれませんでした)
15日夕方発表のヤマテンは、16日は白馬は雨と前日の予報とは変わっていました。お昼までには、小屋に入ること、午後は稜線は危険とのことでした。
谷を隔て戸隠はどうでしょう。とりあえず、16日戸隠山は中止し、黒姫か飯縄か?と考えました。
上田には、15日21時過ぎに到着。

16日5時36分、上田を出発。長野で、7時発の戸隠行きのバスに乗り換えました。
天気は曇り。一の鳥居付近で雨が降り始めました。小雨から中等度の雨です。
作戦は、①雨が降らなければ、終点の戸隠キャンプ場でバスを降り、余分な荷物を適当な所で置いて、黒姫山ピストン。
②雨が降れば、途中の戸隠中宮で下車し、宿(石楠花ロッジ)に荷物を預け、飯縄山に登山しようと考えていました。
予報が悪く、三座のうち二座登れたら可と考えていましたが、初日に飯縄山に登ると、時間的に最終日がタイトとなり余程天気が回復しない限り、最終日は何処にも登らずに帰ってしまう?、最大の目玉の戸隠山が中止となりかねません。
中宮手前では、明らかに中等度の雨。
黒姫山は、私が持っている二百名山の本では、往復8時間と記載され(コース次第です)、今回の三座の中では最もロングコースとなります。しかし、中宮に着く頃には雨足は強まり黒姫山を諦め、中宮で下車し石楠花ロッジに荷物を預けました。
宿は、静かな民宿らしい民宿でした。

すると、雨足は鈍り、小雨に変わりました。直ぐに黒姫山に登ることに変更しました。
小雨なら大丈夫、何かしらのリスクはあります。
都合のいいことに、中宮にはタクシー会社が一軒あり、中宮から黒姫山登山口までタクシーを利用することができました。
グッドタイミング。次のバスは1時間後です。タクシーを利用したことで、戸隠キャンプ場バス停より奥の黒姫山の登山口まで入ることができました。歩き始めて、小雨から一瞬だけ中等度の雨に変わりました。林道歩きのため、いつもの雨フル装備に加え、傘をさして歩きました。
地図は二百名山の本をコピーしたものが一枚。いい加減。景観も雨で期待できません。こんな中、黒姫山目指して歩いているグループがいくつかありました。私もそんな物好きの一人です。登山とは程遠いビニールカッパで歩いている初老の母親と若い娘の親子連れがありました。なにこれ?。標高2000mを超える山を登る格好ではありません。
雨は上がりましたが、時々小雨チラつきました。
あっという間に黒姫山登頂。今回は地図のコースタイムは怪しかったようです。13時に登山口に戻ってきました。

民宿:石楠花ロッジ
二泊三日お世話になりました
黒姫山頂上

以前、百名山の高妻山を登ったことがあるので、この付近には土地勘が少しあります。戸隠キャンプ場に寄ってみました。
ここには陽気さんが寄ったそば屋さんがあります。三連休の混雑でとてもは入れません。
バスの切符は戸隠の周遊切符だったので、奥宮に移動しました。翌日(17日)戸隠山登山の下見を兼ねています。
登山で難しいところがいくつかあります、その一つに、登山口がわからない事がたまにあります。そこで20-30分費やすともうブルーです。
流石、有数の観光地、人一杯です。14時30分頃、登山の格好でこの付近を往復しているのは妙ですね。登山なら朝早いでしょうし、戸隠山登山に登りにこのコースを選択しても、下りこのコースを選択するのは?余程の人でしょうね。
人並みの中、奥宮参拝。登山の無事、その他もろもろ、祈ります。観光客一杯だったので、少し遠くから。
お腹も空いて身体も冷えてきたので、奥宮入口付近でお蕎麦食べました。蕎麦湯も出てきませんでした。人気店みたいですが、どこの世界もこんなもの。
奥宮から中宮までの古道を歩いて戻りました。雰囲気のある良い道。15分程度でしょうか、中宮に到着。バスでもよかったのですが、明朝の下見です。
石楠花ロッジに到着したのは16時20分位。
早速、ゆっくりとお風呂で汗を流しました。体の状態をみました。左足踵はちょっと靴擦れ。新しい登山靴、2回目。
サッパリし、18時から夕食です。
食事は、素材はアベレージ、味はアベレージより少し上、量は超スーパー。
お酒もすすめられましたが、体調に一抹の不安があったのでお断りしました。
しかし、揚げたての天麩羅がどれもとても美味しく、 キリンビール一番搾り信州ヴァージョン350mlいただきました。
明日の天候は??。ネット環境がなくWi-Fi繋がらず、天気予報はNHKのニュース(19時)をみました。
何を言っているのかサッパリわかりません。この放送をみた方がいらっしゃいますか。
バッググラウンドの予報図は、全国的に晴れ時々曇りのマーク、しかしアナウンサーは雨の事ばかり話してていました。プレゼンテーションとしては、画像と言葉が一致せず最低です。恐らく晴れ、でもどこで大雨になるかわからないよという気象庁のメッセージ。
つまり、自分で考えろ。ネット環境があれば、ヤマテンで白馬岳、谷川岳をみて参考にすることができるでしょう。
地元のNHKのニュースでは、朝方まで雨、午前9時頃は晴れ、それ以降は曇り。山沿いでは天候の崩れに注意とのことです。
朝までは雨、それから少し良くなるらしい。ということは、いつものような朝早くの出発は危ないか、などと考えながら、明日の準備もせずに、20時に就寝しました。

目が覚めたのは、17日午前4時。弱い雨音。
横になったまま、雨音を聴いていると止みました。
5時、外を見ると、空はうす曇り、路面は一部乾いているようです。
では、ゆっくり出かけ、ダメだったら、その時に考える。
しかし、この日は、ダメだったらなどという悠長な事を考える事は出来ません。
ダメだったら、その時に考えるというのは当たり前ですが、その前に考えるべきことが沢山あります。
そうです、あの有名な蟻の塔渡りがあります。強い気持ちが必要です。
リラックス、怖がらない、この二つを考えていました。
歩き方は、陽気さんのビデオを一度見ました。彼は立ったり、手をついたり、跨ったりしていました。
今回の山旅は、信州の山に行くとは言っていますが、戸隠山に行くとは誰にも言っていません。
挑むという気持ちを持ちたかったからです。
石楠花ロッジの朝ごはんを5時にいただきました。(前日におにぎりを作ってもらいました。パワー路線、美味しかったです)。
このパワフル朝食が、後々、私を助けてくれました。

路面の状況から、このまま、雨が降らなければ、蟻の塔渡りは乾燥しているだろう、山中は濡れたままだろうと予想しました。ゆっくりと午前6時に出発、奥宮に着くのは午前7時前くらいかなあ。
リラックス、怖がらない。
素晴らしい戸隠古道です。和そのもの。
奥宮参拝。

随神門奥社参道杉並木
神の領域です

登山届を提出し登山道に入ります。
緊張しすぎない、リラックス、怖がらない、歩き方はどんな格好でもいい、これまでの経験から臨機応変に対応しよう、心技体知。途中で一人登山客を抜きさりました。
五十軒道、百軒道。いい感じ。

百軒長屋振り返って百軒長屋

鎖場登場、なかなかの鎖場です。息が抜けません。数、距離、足場の切り方、三点支持しっかり。腕力は使わない。鎖場も足で歩く。進歩したなあ。
1度目の剱岳の鎖場では、手がつりそうになり、前腕を叩いたり、手の開閉を繰り返していました。
胸突岩の鎖場を見た時には、瞬間、ここは下りには使いたくないなあと思いました。
慎重に登りました。

鎖のトラバース鎖場連続します
胸突岩の鎖場、厳しさあり

いよいよ、蟻の塔渡りです。そこには、男性が二名いました。
渡ってきたのですか、今からですかと尋ねると、ここまできて、あまりの絶境に引き戻そうと話していたというではありませんか。唖然。そういう判断もあるのか。

蟻の塔渡り蟻の塔渡りを振り返ります
霧し嶺 蟻の塔渡り ちん縮む

ここに来るまでいろんなことを考えてきました。この場所でなにも考えることはありません。私は直ぐに行動に移しました。
私は腰を少し落として歩きました。
ガスがかかり、両端が絶壁であるのはわかりますが、恐怖感はありません。
良く見ると、途中からジャンダルムの馬の背のようになっていて、両手で馬の背を掴み、右側の壁の亀裂の足をかけて行けそうだったので、この方法で歩きました。
一度、跨いでみましたが、動きようがなく、やめました。
一度、山番組のテレビで放送される役者さんのように立ってみましたが、怖くて立っていられません。もちろん、シャッターもきれません。
思ったよりアッサリと蟻の塔渡り終了。戸隠山登頂。

戸隠山、バックは高妻山高妻山、美しい

なんと、高妻山。美しい。
高妻山は、私を登ってと微笑んいます。
戸隠山に集中していたので、水分は予備をいれて2.5L、食糧はパン4個(2個に予備2個)、非常食あり。飴あり。
戸隠山で既に1L消費、残りは1.5Lのみ。
食料は十分です。オマケに石楠花ロッジのボリュームタップリの夕食と朝食でエネルギーは大丈夫。問題は水です。高妻山のリサーチは、今回、全くしていません、もちろん、高妻山の準備もありません。
登山届には、戸隠山登山の後は、一不動から下山、もしくは天候がよくて体調が良い場合には高妻山に行くかもしれないと記載しましたが、これは夢と思っていました。
一不動まで行って、高妻山が美しく見えていれば、行こうと決めました。
天候はうす曇り。白馬方面は曇っており見えません。戸隠側はガスで全く見えませんが、反対側の日本海側にガスはありません。
午前10時30分に一不動に到着。持っている地図はここまでです。高妻山の記載はありません。
高妻山は、百名山のチャレンジで、数年前、晩秋に登ったことがあります。
その時は、天候が悪く、辛かった思い出しかありません。もちろん、高妻山がこんなに美しく立派だったとは知る由もありません。
牧場から、一不動を経てのピストンでした。滑り岩、最悪の帯岩、高妻山の下山中に九合目付近?で浮石を踏み、空中に舞い、左手一本で岩にぶら下がり、あわや滑落寸前だったことなど思い出します。
深田久弥は、百の頂きに百の喜びありと語ったそうですが、私の場合、百の頂きにに百の思ひ出ありといったところでしょうか。

一不動の少し下に氷清水というよい水場があるのは覚えていました。つまり、1.5Lの水は、高妻山まで行き、そこから一不動の直下まで考えればいいのです。
一不動に到着し、高妻山はさらに美しく存在。此処から頂上まで2時間30分との標識ありました。
既に此処まで足を使っています。
本来の予定では、此処から下山し、陽気さん食べた戸隠そばをいただき、鏡池に移動し、水面に映る戸隠連峰を心ゆくまで堪能するプログラムでした。
しかし、高妻山が美しく微笑んでいます。
初老を迎えた男が、この甘い微笑みの誘惑に逆らえるわけもありません。
足は遅々として進まず、12:50に高妻山の頂きに到着。

高山植物はほとんど終わっていましたが残り花が歓迎してくれました。
火打?、残雪の山々もみえました。
一不動から、頂上の十阿弥陀まで、数字がふってあります。前回は指折って数えましたが、今回はそんなこともありません。
スピードは前回の方が上だと思います。
花を愛で、山を眺め、ガスに包まれ、修行の道を一歩一歩進みます。
奥宮入り口から、戸隠山を経て高妻山、戸隠キャンプ場までの全コースタイムは12時間くらい?、多分、今回は10時間歩行になると思います。
これは、今夏の素晴らしいトレーニングにもなります。体調不良、痛み、不安、ウツで沈み込んでいた心身に素晴らしいプレゼントです。

高妻山頂上から下山、三文殊で水は無くなりました。氷清水まではすぐです。
氷清水で飲水300ml、給水500ml。
冷たい、美味しい。
頂上から三文殊まで下山中、一口ずつ水を飲みました。体が喜んでいました。
氷清水の水はとてもおいしく、飲水も、食事などと同じように脳内報酬系の対象となっているなあなどと考えていました。冷たすぎて少し控えました。

一不動氷清水

さて、例の最悪の帯岩の鎖場はどうなったでしょうか。
思った通り、取り替えられていました。以前の鎖の取り付け方は、あまりに危険です。
以前は、のれんみたいに、約1mの鎖が、1-2m間隔毎にぶらさがっていました。雨など濡れていたら、滑って落ちるしかありません。
現在は、帯岩に平行に世間一般と同じような取り付け方に変わっていました。でも、長い、足場は悪い、良い鎖場とは言えません。(六弥勒からここを通らない新道があります)

帯岩鎖、取り替えられていました。

16時、戸隠キャンプ場に到着。10時間歩行、楽しめました。
運良く、陽気さんが食べたおそばもいただくことができました。天麩羅つき。麦茶たくさん飲んでくださいと。そば湯頂き、ごちそうさま。美味しうございました。美味しいということは味だけではないのだなあとしみじみと感じました。
戸隠キャンプ場からバスで、中宮に戻り、17時30分頃、石楠花ロッジに到着しました。
汗を流し、お風呂につかり、下肢の筋肉、体幹の筋肉などの状態をみました。まあまあ。左足踵は、五地蔵山でケアし靴擦れの悪化は無いようです。
18時30分より夕食、美味しくボリュームタップリ。一番搾り信濃ヴァージョン大瓶(633ml)いただきました。
ビールで酔ってしまい休憩。21時就寝。

7月18日最終日4時起床。小雨。
5時出発。飯縄山、ゆっくり登り、7時15分に登頂。花は終わり、戸隠山、高妻山など時折、顔を出すこともありますが美しくありません、ほとんど見えません。天気が良ければ富士山も見えるとのこと。
頂上に着くころには、雨はあがり、下りは早めに歩き、石楠花ロッジに戻ったのは、8時56分。4時間切りました。
石楠花ロッジではシャワーを使わせてもらい、身も心も清らかになりました。
そう言えば、蟻の塔渡りで、清子さんの慰霊碑がありました。合掌。
9時47分、中宮よりバスに揺られ、山間の自然の厳しさ、そこで生きていく人々、そんなことを感じながら帰路につきました。
三座無事に登り終えることができました。石楠花ロッジの皆様、ヤマテンの皆様、、、、に感謝いたします。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2017/07/16黒姫山JR、バス、タクシ-4時間30分CC
2017/07/17戸隠山10時間00分AS
2017/07/18飯縄山JR、バス3時間55分CC
あらとうと 眩く霞む 神の山
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二百名山2018

                

景観のグレードは、S、A、B、C、D、登山のグレードは、S、A、B、C、D。
Cが可です。Dは可より劣る。Bは良、Aは優、Sは優以上に素晴らしい。私の主観で、天候や心理・体調にも左右されます。

colorgrade景観のグレード登山のグレード
redS非常に素晴らしい非常に素晴らしい
orangeA
yellowB
greenC
blueD可より劣る可より劣る
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尾鈴山
2018/04/07

奥駈にむけて訓練を行っています。2018年4月、ルートファインディングのため、知らないところを歩こうと考え、残った九州の二百名山2座に挑戦しました。
尾鈴山と市房山です。
尾鈴山といえば、尾鈴山蒸留所の焼酎を思い出します。山猫、山猿、山翡翠。今はお酒も弱くなって焼酎はほとんど飲みません。

金曜日、仕事が終わって、博多から宮崎行のバスに乗り込みます。バスは予定よりも30分遅れて宮崎駅に到着しました。予定していた列車に、1本乗り遅れて、都農の宿に着いたのは24時を回っていました。
シャワーを浴びてベッドに潜りこみ、翌朝は4時50分起床。午前6時30分から午後0時0分まで、5時間30分の登山口から周回登山は終了しました。出会った登山者はゼロ。
標高をあがるにしたがい、気温が下がり、風も強く、とても寒く感じました。霜柱、小雪、登山道は荒れていました。尾鈴山山頂、長崎尾を越えると次第に登山道が不明瞭になり、ピンクのテープを頼りに歩きました。
矢筈岳付近から白滝付近までは、次第にテープもなくなり、ルートファインディングに注意しながら歩きました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2018/04/07日帰り高速バス、JR、タクシー5時間30分CC

景観は滝が楽しませてくれたのでC、登山道が途中でわからなくなり(山開き前で荒れていた?、あまり人が歩いていない?)、ルートファインディングの練習になったので、登山のグレードはCとしました。
帰りに都農駅で、尾鈴山登山マップが置いてあり、みてみると、私がおりた道は、破線で示され上級者コースとしてありました。きちんとした標識があってもとよいのかなあと思いました。

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市房山
2018/04/08

尾鈴山を下山し、宮崎から人吉まで高速バスで移動しました。人吉といえば米焼酎の聖地ですね。
次に人吉から多良木まで路線バスで移動しました。
高速バスに乗ってから、天候は悪化し、激しい雨。明日の予報は晴れです。今、雨が降っても大丈夫。そんな具合に考えていました。路線バスはゆっくりと走り、球磨川がみえたり、途中で晴れ間が出てきれいな虹もみることができました。
宿は、多良木のブルートレインハヤブサです。素晴らしい。お隣にはエビスの湯(以前は温泉だったそうですが、成分がうすくなったそうです?)
寒く持ってきたナノパフを着込みました。防寒具のセットや着替えは、奥駈男道の装備と全く同じ組み合わせです。

バスから虹ブルートレインはやぶさホテル

4月8日日曜日朝、5時からウトウト、ラジオを聴きます。とんでもない情報で目が覚めました。
九州地方、山沿いでは積雪、運転に注意…。ということは、1721mの市房山は雪でしょう。
防寒具は大丈夫だとしても、手袋や帽子などは、春夏用の装備です。昨日の尾鈴山の稜線では風が吹き氷点下となり、うすい手袋では太刀打ちできず、手袋の上にタオルをまいて耐えました。
まず落ち着こう、列車(宿)の外に出ました。周囲のみえている山は雪化粧。逆光に浮かび上がる市房山は、雪化粧をしたまわりの山々よりは数段高く存在しています。

                    

考えました。①登山中止。これは簡単ですね。②路線バスで登山口まで行って考える。②を選択しました。

ブルートレインはやぶさホテルの近くにコンビニがあり、温かいカフェラテを一杯頂き、また考えます。手袋や帽子が販売してあればいいのですが、既に冬物はありません。軍手があったので購入。軍手をインナーとして装着する手袋防寒作戦を立てました。

天気は晴れ。山は雪。途中で撤退を考える訓練になりそうです。
バスは、午前8時23分に多良木を出発し、市房登山口には9時に到着しました。
登山口に近づくにつれ、市房山の稜線は真っ白であることがはっきりとわかりました。バスに揺られながら考えました。
①市房登山口で中止、これは簡単ですね。②途中、市房神社あたりから雪道が予想されます。その付近で撤退して、そして湯山温泉で汗を流して残念ながら帰宅。③登れるところまで行く。③を選択しました。
市房登山口から帰りのバスは14:40発です。5時間40分で往復する必要があります。その次は16時50分発。
第一に安全登山、第二に今回は時間。

予想通り、市房神社を過ぎると雪山になりました。しかし、雪は深くありません。登山道は凍っていません。気温は高いくらいです。
頂上付近は霧氷でした。青空に霧氷が映えます。
リスクを考え撤退も考えましたが、これ以上ない素晴らしい時間が過ごせました。
途中で今日はアイゼンは必要ないよと教えてくださった方、地元のおもしろい情報をたくさん教えてくださったバスの運転手さん、皆さん、ありがとうございました。

霧氷エビの尻尾
年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2018/04/08日帰りバス、JR5時間20分AB

景観は、霧氷がとても素晴らしかった。登山のグレードは甘めにBにしました。夏、もう一度登りたい。その時は、市房杉を楽しみたいと思います。

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蒜山と金剛山
2018/05/08

5月3日4日のヤマテンの予報が悪く、奥駈を中止しました。
予報は、4日の夕から改善の見込み。
4日の夕から入り、5日と6日と山歩きができるところを探しました。
岡山県の蒜山と大阪の金剛山の組み合わせにしました。

蒜山: ひるぜんと読みます。蒜山高原は有名な観光地で岡山駅から入ります。そこから、JRやバスなどで移動します。アクセスはかなり悪いようです。
高速バスは渋滞に巻き込まれると大変なのでJRで出来るだけ移動しました。
岡山から津山までは2両編成の快速列車、津山から中国勝山まで1両の普通列車です。そこから、真庭くんというコミュニティバスにのりました。
博多から岡山までは1時間40分です。
岡山から津山まで約1時間10分で、約30分の待ち時間、津山から中国勝山まで約50分で、約1時間の待ち時間、中国勝山から蒜山まで約1時間30分かかりました。つまり、岡山から蒜山まで約5時間かかりました。
蒜山高原は、立派な観光地でキャンプサイトも予約で一杯で、予約できませんでした。
下蒜山の登山口の駐車場にテントを張ることにしました。
テントを張ってみると強風のためすぐに飛ばされてしまいました。
登山口の目の前は、新しい立派な建物があり、なんと火葬場でした。少し気持ち悪かったのですが、強風防止のために火葬場にテントを張りました。南無阿弥陀仏と唱えながら眠りました。火葬場だけにもう目が覚めないかと思うほどよく眠れました。

朝、4時起床、準備を済ませ、5時出発。
カタクリ、イワカガミ、イカリソウ、輝く春の妖精たちに驚嘆。
登山道には可憐な花達がたえることなく、その姿を魅せてくれました。
なだらかな草原の丘陵あるきをゆっくり楽しみました。
蒜山を歩きながら、眼前には、冠雪した急峻な怒迫力の山容がありました。
このクラスの山は名の通った山に違いありません。
もちろん、大山。
そうです、蒜山は大山のお隣だったのです。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2018/05/05日帰りバス、JR、タクシ-5時間20分BC

景観は、普通でしたが、春の妖精達と迫力の大山がみえてB、登山のグレードはCにしました。

翌日、金剛山に登りました。
登山口まで電車とバスで移動。頂上までは木製の階段で55分(登山口のバス停での諸々の準備時間含む)で到着、とても頂上とは思えないところに頂上の標識がありました。本来の頂上は神域で入れないそうです。
モデルコースAを歩きました。
下山はコンクリートの車道をバス停まで下りました。下り坂は急でしかもコンクリート、登山靴の足には健康的によくありませんでした。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2018/05/06日帰りJR、電車1時間55分DE
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奥大日岳
2018/09/26

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2018/09/23日帰り
みくりが池に前泊
JR、電車、バス約8時間AB

2018年9月23日の北アルプスの大日三山の縦走を行ないました。
みくりが池に前泊し、奥大日岳、中大日岳、大日岳と縦走し、称名滝に降りました。
今年5月に発病し、なんとかウォーキングができるまでになりました。療養中に一度は仙人池へ行きたいという思いが募り、仙人池登山を計画しました。
その実戦形式の訓練として大日三山を選びました。天候もよく、紅葉の中、素敵な山旅を行なうことができました。
しかし、私の体調は、登山には、ほど遠いようです。

みくりが池から立山中大日岳と大日岳
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二百名山2019

                

景観のグレードは、S、A、B、C、D、登山のグレードは、S、A、B、C、D。
Cが可です。Dは可より劣る。Bは良、Aは優、Sは優以上に素晴らしい。私の主観で、天候や心理・体調にも左右されます。

colorgrade景観のグレード登山のグレード
redS非常に素晴らしい非常に素晴らしい
orangeA
yellowB
greenC
blueD可より劣る可より劣る
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伯母子山
2019/05/07

病が再発し、もう山に登れないと思っていました。
小辺路を歩きました。昨秋までに奥駈を3回、小辺路を2回中止しました。熊野本宮を目指すのは計6回目です。
昨秋までは小辺路の予定は2泊3日でした。今は、1日5時間以上は歩かない、コースタイムより早くは歩かないというふたつのルールを作っています。
3泊4日の旅となりました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2019/05/03-063泊4日小辺路19時間BC

3つの峠(ほぼ山頂)があり、いずれも1000mを超えていました。毎日それに登るという感じでしょうか。
景観のグレードは山自体はCに相当しましたが熊野本宮がよかったのでBにしました。登山のグレードはCと思いました。助かりました。
詳細は別記します。

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愛鷹山
2019/05/21

週末、気分転換に愛鷹山を登りました。
横浜から御殿場までJRで移動し、そこからバスで十里木まで移動し、愛鷹山(越前岳)に登りました。雨は降りませんでしたが曇り。
冨士山はほんのちょっとだけ顔をだしてくれました。
愛鷹山登山口に降りました。
御殿場駅で時間があったので、昔の街の本屋さんといった感じのお店に寄り、藤沢周平さんの文庫を1冊買い、バスとJRの帰路を楽しみました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2019/05/日帰りJR、バス4時間CC

ゆっくり歩行。4時間半のコースタイムでしたが4時間。許容範囲内でした。
景観のグレードは冨士山が全くみえず、Cにしましたが本来はBなのかもしれません。登山のグレードはC-Dといったところでしょうか。
これで、二百名山は30座となりました。

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姫神山
2019/07/13

2019年夏、白神岳を目指します。
あまりに遠い。往路は、飛行機(JAL)が予約できなかったので、JRを利用することになりました。
2019/07/12 仕事が終わり、博多から横浜まで移動。翌13日、横浜から新幹線はやぶさで盛岡まで移動し、姫神山に登りました。
天気は良かったのですが、頂上ではガスっていました。
下山後、白神岳登山口まで移動。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2019/07/13日帰りJR、タクシー2時間20分CC

姫神山は、白神岳への移動の途中に登らせてもらいました。嫋やか美しい山でした。

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白神山と12湖
2019/07/14-15

2019年7月13日は白神山荘に宿泊しました。14日朝、出発。
ゆっくり登山を心がけましたが、午前11時(3時間40分)に登頂しました。
当初は、頂上の避難小屋に宿泊し、翌日は頂上から北へ縦走し下山予定でしたが、あまりに早く到着したので宿泊を中止し下山しました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2019/07/14-15日帰りJR登り3時間40分
下り2時間50分
計6時間30分
BB

7月15日は、12湖に移動しゆっくりトレッキング。

白神頂上付近12湖青池
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二百名山2024

東赤石山
2024/05/04

2024GW 四国の二百名山、東赤石山と笹ヶ峰に登りました。
ここ数年は体調不良もあり、近所の里山以外に出かけることは、滅多にありませんでした。
今も、心臓の発作/パニック発作(不安発作)や、耳鳴りなどがあり、体調は良くありませんが、5-6時間位なら歩けるようになりました。
2024/5/3朝 自宅を出発。天気は5日までは良いようです。
のぞみで岡山へ、特急しおかぜに乗り換え、瀬戸大橋を渡り、新居浜に向かいました。
新居浜駅から、別子地域バスに乗りこみます。
13;06発、このバスは予約が必要です。乗客は、私1人。途中で、トレイルランナーが、1人乗り込んで来ました。運賃は400円、14:35にゆらぎの森に到着。1時間半も乗って400円でした。
今日の宿は、オーベルジュゆらぎです。オーベルジュゆらぎは、ゆらぎの森のバス停にあります。
16時チェックイン予定でしたが、座って待っていたら、すぐに部屋に入れてくれました。
夕食は18時からです。アルコールもカフェインも禁なので食事を楽しみました。

2024/5/4
5時頃起床。6:25 発の別子地域バスに乗り、東赤石山の筏津登山口まで向かいます。
7:00到着。
登山口から、ひたすら登りつめました。頂上には、9:45に到着しました。コースタイムより30分早くつきました。心臓のためには、もっとゆっくり登らないといけません。頂上からは、周囲の山並み、新居浜の街並み、瀬戸内海、絶景です。いろいろなところへ縦走出来るようです。下調べもせずにきたので、ピストン。もったいない。
さらに、西赤石山を経て別子に降りたいと一瞬思いましたが、現在の脚力、精神力、体力、山の力、病気などを考えるとまだまだ縦走は難しいですね。
頂上では25分間、昼食と休憩で過ごしました。
オーベルジュゆらぎでのお弁当は、山で食べるに豪勢でした。
下りは、ゆっくり、テレンパランと歩きました。12:35に登山口に到着しました。1時間バスを待ちます。地域バス(13:48)に乗って、新居浜へ戻ってきました。400円。
列車で、伊予西条へ。今度は車窓から、快晴の山並みを眺めます。どれが東赤石山でしょう。
駅前のシティホテル泊。付近には、レストランや食堂などあまりないようです。夕食は、昨日とは打って変わってコンビニ弁当で済ませました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2024/05/03-052泊3日JR・地域バス5時間BB
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笹ヶ峰
2024/05/05

笹ヶ峰登山口にタクシーで移動。7:15に登山口に到着しそのまま歩き始めました。頂上には9時分に到着。 頂上は、台風並みの強風で、地図など見る余裕もなく、すぐに来た道をひき返し、丸山小屋付近を散策し、昼食をとり下山しました。11時登山口到着。 伊予西条を、13:26に出て、夕方には自宅に到着。心臓の違和感もなく、大きな問題もなく帰宅でき良かったと思います。健康であれば、東赤石山も笹ヶ峰も縦走出来たでしょう。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2024/05/052泊3日タクシー・JR4時間BC
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針ノ木岳
2024/07/26-27

2024年7月26日に針ノ木岳、27日に蓮華岳に登りました。
日本三大雪渓のひとつ、針の木雪渓を歩きました。地球温暖化の影響で、最近は雪渓がすぐにとけてしまい、2024年は7月から白馬大雪渓は通行止めになってしまいました。針ノ木雪渓はなんとか登れました。有名な"のど"というところも雪渓を登れました。
針ノ木小屋に着き、そこから針ノ木岳に登りました。

年月日山行交通歩行時間景観のグレード登山のグレード
2024/07/261泊2日JR登り3時間40分
+1時間
下り3時間30分
+1時間
計9時間10分
BB

予定では、船窪小屋へ足を延ばすつもりでしたが、気が進まず、27日蓮華岳に登り早々に下山しました。

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2015年までに登った二百名山

                

2016年10月10日、二百名山を目指してみようと思い立ちました。
百名山の完登に際し、二百名山は既に14座登っています。
このコーナーでは、その14座を順に紹介していきます。
結果は、表形式で機械的なイメージにして、一寸感想を加えることにします。写真も少なく、重くならないように。

colorgrade景観のグレード登山のグレード
redS非常に素晴らしい非常に素晴らしい
orangeA
yellowB
greenC
blueD可より劣る可より劣る
                

景観のグレードは、S、A、B、C、D、登山のグレードは、S、A、B、C、D。
Cが可です。Dは可より劣る。Bは良、Aは優、Sは優以上に素晴らしい。私の主観で、天候や心理・体調にも左右されます。

                

渡島駒ヶ岳
x/y/z

秋田駒ヶ岳
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森吉山
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栗駒山
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朳差岳
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以東岳
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榛名山
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三ツ峠岳
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燕岳
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大天井岳
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上河内岳
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由布岳
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高千穂峰
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桜島
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作成予定

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